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奇跡は起こすもの

日時: 2015年12月15日

今岡 憲成

先日のラクビーワールドカップでの日本代表チームの快進撃は、見ている人に大きな感動を与えてくれました。
強豪チームに勝利した時は奇跡が起きたと誰もが思い、私もそう思っておりました。
しかし、その後も格上のチームとの試合でも快進撃が進みその戦いぶりは素晴らしいものであり、奇跡だけではないのだな思い感じる事が出来ました。
格上のチームの選手は日本チームとの体格差もありながらも日本が勝利するには、想像を絶する練習と試合に対する強い思いがなければ、絶対に達成しない勝利だと思いました。
試合終了後、記者と交わるミックスゾーンに現れた選手のインタービューでは、穏やかな笑顔で答えられていたのが印象的でした。
インタビュアーからの質問で「この勝利は奇跡か必然か」と問われると、「必然です」と言い切られました。「ラグビーに偶然や奇跡はありません。長い間、いろんなものを犠牲にしてきた。間違いなく、世界一ハードな練習をしてきたのです。だから、走り勝つ自信はありました。」
「4年前から、日本ラグビーの歴史を変えようと思ってスタートしたチーム。南アフリカに勝てると信じ切っていたし、それを体現できた」と自信を膨らませておられ思いのこもったのインタービューでした。

その様な事は、他にも世界で活躍されるスポーツ選手も同様で、不利な体格差があっても、世界で活躍をされている、テニスプレーヤ錦織選手やメジャーリーガーのイチロー選手も同じように、努力を重ねられ必然として好成績を残されておられます。


『仕事も人生も好転させる 夢実現の習慣64』原田隆史著にも夢を実現する心構えが書かれていました。
原田隆志氏は中学校の陸上競技部監督として、7年間で13回の日本一に導かれた指導者です。
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「成功に必要なことは、成功するまであきらめないこと」原田隆志著
目標設定をしたら、途中に期日目標やその日の目標などの小さな目標をたくさん設定します。
それを継続してやりきっていくことで、螺旋階段をあがっていくように徐々に目標に近づいていきます。
そして、小さな目標を達成していくためには、心を強くしてやりきる力を養うことが大事だと伝えてきました。
目標設定をしたときに、あるいはした後に、絶対にやらないでほしいことがひとつあります。
それは、立てた計画・目標を途中で無理だとあきらめてしまうこと、やめてしまうことです。
もっというと、安易に、設定した目標を下方修正してしまうことです。
陸上日本一の目標を立てていても、途中で全国大会に出られればいい、と目標を変えてしまったら、もう二度とその人は日本一にはなれないでしょう。
一度あきらめの気持ちをもってしまうと、もう一度それを覆して高い目標を設定し直すことは、かなりのパワーがいることだからです。
それよりは、一度決めた目標をあきらめない、あきらめたら成功できないのだ、と自分に言い聞かせてできるまで続けることのほうが簡単で、大切な極意です。
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成功する前に自分に妥協してしまうと、成功は出来ないばかりか、それまでの努力が無駄になってしまいます。
私もよくやってしまう事で、ある程度できてしまうと、「これでいいか」と妥協してしまう事がよくありました。
それでは今までのしたことが無駄になってしまったり、遠回りしてしまっている事にさえ気づきもしていませんでした。

成功に必要なことは、目標に向かっての計画づくりと、それを継続して、実行していく強い心が大切だと思いました。
忍耐力を持って、決めたことを地道に達成していくことなのです。
くじけそうになってしまったら、自分はまだやれると言い聞かせるようにしていき思いが強くあればあるほど、それらは必ずいつか叶えられます。

「奇跡は起こるものじゃない、起こすもの」
奇跡は何にもしなくて訪れるものではなく、起こすべき努力をするからこそ奇跡を起こせるものだと思いました。
それらを継続する事で、本物にもなります。
奇跡を起こすと多くの人に感動を生み、思わぬ力になる事もあります。

わたしも思い返せば奇跡を起こる事を祈る事が多かったと思いますが、実際は奇跡が起こる事は、ほとんどありませんでした。それは当然の結果です。
努力なしでは、奇跡が起こる事はまずありえません。

今からでも目標を決めたなら、妥協をせずに小さな目標を積み重ね自己ベストを出せるよう、やり切る事を実践していきます。
人に喜んで頂ける仕事をする為に、今後も多くの人と出会い、人と携わる事で多くの事柄を吸収し経験を積み重ね、しっかりと地に足をつけ目標を見据えた行動をしていき、携わって頂いた方への感謝の気持ちを持ち続け、多くの方が感動や喜んで頂ける様な人生を歩んでいきたいと思いました。