自ら
日時: 2015年07月10日
7月度の社内勉強会で頂いている課題が、自分の生い立ちや今の自分があるのはなぜか?今ここにいさせて頂いていて感じることなどを発表するというテーマです。
社内勉強会に向けて、いろいろ振り返りをしていると、もっと自分を知って、改革・進化していきたいし、していかなければいけないなと思いました。
毎朝の朝礼で使用している日めくりカレンダーに『自らに反えらな
ければならない』という言葉があります。
常に自分を見つめ返していく事の重要さを改めて感じました。
先日、10歳になる娘の懇談会があり、そこで先生から先日、お友達にちょっとした意地悪をした件を聞き、帰って娘に事情を聞きました。
娘は、軽い気持ちでいたずらしてみようと思ったらしい。
その話を聞き、私なりに娘に、その軽い気持ちが、いたずらではなく、意地悪に変わること、軽い気持ちでも人が傷つくことを 言って聞かせていたのですが、ふと、自分を客観的にみた時、どこか感情的になっていたように思いました。
今の言い方で良かったか?
この子に、どう言ったら響くか?
自分ではなく人の気持ちをどうしたら考えられるか?
など、たくさんの思いが頭をよぎりました。
話しながら、自分を調整してみました。
私は自分の親にどのように言い聞かせ育ててもらい,今会社で学ばせて頂き、教えてもらってきたかなども考えました。
それも参考にしながら、今の私で考えられる事を考え、会社で学んだことを生かしながら、相手に伝わる伝え方をしないといけない、その為にも、まずは自らに返ってみようと思いました。
人に教える、伝えるという事は、まず自分が整理出来てないと出来ないし、私の言ってることを分かかって欲しい!ではなく、相手を思った会話をしないと成り立たないと思いました。
昔は結構、頭ごなしに怒ったり、叱ったりしてしまっていた時もありましたが、それは、ただ単に私の感情をぶつけているだけで、本来の問題解決になっていなかったことに気づき、今では、すごく考えながら話すようになりました。
パフォーマンスが大事な時もありますが、根本に相手に良くなって欲しいという、相手への思いがあれば、感情をぶつけたり、問題が違う方向にはいかないはずです。
自分の感情をぶつけた時、根本がずれ、違う方向に向かっていってしまいます。
この事を思いながら、自分を省みることをしていき続けることで、自分の発言、行動を客観的に見ることが出来、相手の心を知ろうという気持ちがあれば、対応の仕方がその時にとって最適なものになるのだと思いました。
人は正しいと思って発言し、行動します。
間違っていると思ってやっている人はいません。
ですが、過信は禁物で、ほんとに正しいか?今、適しているか?など考えながら、良い方向に向かうよう考えれる思考にしていかなければ例えば、自分が間違っていた時、間違いにも気づけないし、教えて頂いた時に、受け入れられなくなる。
これが一番怖いことだと思います。
下記のような先人の言葉があります。
~~~~~~~~~
誠実でなければ、
人を動かすことはできない。
人を感動させるには、
自分が心の底から感動しなければならない。
自分が涙を流さなければ、
人の涙を誘うことはできない。
自分が信じなければ、
人を信じさせることはできない。
- ウィンストン・チャーチル -
母から一つの人生観を与えられました。
他者を優先しないのは、恥ずべきことでした。
自制心を保てないのも、恥ずべきことでした。
- オードリー・ヘップバーン -
~~~~~~~
ウィストン・チャーチルの言葉は、まずは自ら。を語っています。
オードリー・ヘップバーンの言葉はも自らを律することを教えてくれています。
冒頭で娘の例をあげさせて頂きましたが、生きている間、いろんな方に関わります。
お仕事をさせて頂く上で、多くの方と関わります。
褒める、喜ぶ、叱る、怒る、説得する、伝える・・・人と関わると様々な感情を生み出します。
いつも自ら誠実に、相手の事を思いやる言動が出来るようになりたいと思います。
『清き川に清き水は流れる。』という言葉があります。
まずは、自ら清き水になれる様、心清らかに毎日を大切に、人を大切に過ごしていきたいと思います。