有限会社 エステート・リード

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人生を変える言葉

日時: 2015年11月24日

先日、毎月恒例の社内勉強会が行われ、担当として司会進行をさせていただきました。
社員全員の協力のもと、緊張しながらも充実した時間を過ごさせていただきました。

勉強会の担当は毎回、交代で行い、「今月はどんな内容にしようか」と同じ部署のメンバーと話し合う時間も楽しいものです。

違う部署の社員と、毎回違うテーマについて話し合ったり、月刊誌「理念と経営」から出題されるテーマに沿って様々な意見を聞くことも出来る貴重な時間です。

今月は新しく入社されて間もない、二人の仲間を迎えての勉強会でしたので私も入社した頃を思い出し、とても新鮮な気持ちで進めさせていただきました。

新しい方を中心に全員の自己紹介の後、「理念と経営」の記事の中から、それぞれの意見、感想を述べました。

今月の「理念と経営」の設問に使わせていただいた記事は「たった一つの言葉にも、人生を変える力があります」というテーマでアスリートと作家・文人の方々の”豊かな言葉”が多数紹介されていました。

その記事を読んで全員が心に残った言葉について感想など自由に発表しました。

私も今まで本を読んだり、心に響く言葉や文章に出会うと手帳にメモをして、時折読み返す事を習慣にしていました。

今思い返すと、その時に必要な事や心の底で望んでいることが、潜在意識にあって無意識に、関連した記事や文章を追っていたり、言葉を選んでいたように思います。

助けられたり背中を押してくれるような言葉や本を無意識に選んでいたのかもしれないなと思いました。

記事の中に沢山の素晴らしい言葉が掲載されており、私が特に心に残った言葉は、清宮克幸氏の言葉でした。

克幸氏はヤマハ発動機ジュビロの監督で、第52回日本ラグビーフットボール選手権大会でチームを初優勝に導かれました。
長男、幸太郎選手は高校野球選手権大会を大いに盛り上げ、次男、福太郎選手の属するリトルリーグチームが世界一に輝くなど2015年は父子そろって脚光を浴びられたアスリートファミリーの父としてメディアに注目されておられます。

克幸氏が子育てでも、チームの人材育成でも持論とされているのが「言葉が大事」で、重視するのは「目標を達成するためにクリアしなければならない課題は何かを、きちんと見極めること」だと仰っています。

さらに、人から言われるままに努力するのではなく、自分で課題を考えてそれを言葉にする。
「語ると失敗を繰り返さずに成功を続けられる」と克幸氏は「日刊ゲンダイ」(2015年5月16日付)のインタビューでも言われています。

私も、この記事を読んで思いを言葉に出す事で責任が生まれ、実行するために精一杯努力するようになると思いました。
言葉には責任がついてくるので慎重に扱い、信用につながるという事を自覚しないといけないと思います。

職場でも沢山のことを教えていただいていますが、その中の一つに「言葉を大切に扱うこと」があります。

「言葉」はその人の思いを伝えるでけでなく人間性や品格を表すとも言います。

「思い」がないと言葉に表れないですし、「思い」はこうなりたい、こうありたいと思い描き、実現するために努力し続けないと生まれてこないと思います。
清宮克幸氏が述べられたように自分への課題を考えて、真剣に「思い」、ビジョンを言葉にして覚悟を持って自分自身にも周りにも公言していき実現するために努力をしていきたいと思います。

いろんな分野で優れた言葉を残されている方は、地道に努力を惜しまず普通の人の何倍も何十倍も努力をされた方だと思います。

私はこれからも、そのような方々の残された、人生を変えるような素晴らしい言葉に沢山出会いたいと思いますし私自身も良い言葉を選び、相手に伝えたい事を正確に伝えるように言葉を大切に扱っていき、なりたい自分になるための努力をしていき豊かな人生にしていきます。