有限会社 エステート・リード

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誇り

日時: 2015年04月10日

年度末、慌ただしい繁忙期を送らせて頂き、怒涛の毎日でしたが今期もたくさんのお客様のお手伝いをさせて頂く事が出来、感謝しております。

4月に入り、あいにくの雨続きですが、合間に桜も綺麗に咲き毎年、この時期になると、また心新たに、スタート出来る気がします。

新入社員の方など、世間でも多くのフレッシュな方が、社会人デビューをされる時期でもあります。

朝礼でさせて頂く今月の月間のテーマが『初心に返る』です。

自分が初めて社会に出た時はどうだったか。
現在の心境と比べたり、もう一度改めて考え直したりしていました。

そんな中、ちょうど今月は、社内勉強会の司会という役割を頂いてましたので、勉強会に向けて、いろいろ調べ事する中で、JR東日本の新幹線の清掃員の方のお話を読ませて頂き、仕事の意義や楽しみ、おもてなしという事について、改めて大変勉強になりました。

 

JR東日本の新幹線清掃チームの事が書かれた『奇跡の職場』より

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テレビや雑誌でご紹介頂く機会が多いことも影響しているのでしょうか。
テッセイ【JR東日本テクノハートTESSEIの清掃チーム】は笑顔あふれる、家庭的でほんわかしたムードの会社だと思われがちです。

しかし、それは大きな誤解。現実的にじっくりと腰を落ちつけて長く勤めてくれる人はそれほど多くありません。

『自分にも出来そうだから、とりあえずやってみるか』
という気持ちで訪れる人が少なくないのですが、当然ながらそういうタイプの人が定着することはほとんどありません。

大きな山は最初の1ヵ月です。
1ヵ月続くか続かないかで、その先が決まるといってもいいでしょう。
業務内容の大変さに、挫折してしまう人がたくさんいるのです。

1ヵ月続き、研修や実際の仕事を経験して、3ヵ月後にひとり立ち出来たとしたら、その人は辞めずに定着出来ることが多い。

ちなみに続く人に共通してるのは、テッセイの思いにいつしか共感し、この会社で今まで果たせなかった夢を叶えたいという希望を持ち始めた人、「仕事」ではない何かをテッセイでつかみ始めた人たちだという事です。

私たちテッセイも企業である以上は、成果を出すことが求められます。

成果を出すために何が重要かと言えば、人に尽きます。

スタッフのみなさんに生き生きと働いて成果を出してもらう事が、何よりも大切だということです。

私たちが提供しているのは掃除を通した「旅の素晴らしさ」です。
お客様に旅行の満足をお持ち帰り頂く事なのです。

これは単なる「仕事(タスク)」の成果ではなく、お客様に対する「使命(ミッション)」と言えるものなのです。
意味をですからテッセイは「仕事」だけではなく、スタッフの使命を具体化するために「テッセイはなんの為に存在するのか」という「企業の再定義」をすすめてきたわけです。

~~中略~~

・プライドが仕事のレベルを格段に上げる。

まず、私が思うのは、捨てたほうがいい誇りもあるということです。
誇りの意味を取り違えない方がいいといった方がいいかもしれません。
たとえば、誇りが私は能力がある。というような独りよがり、傲慢、天狗になってしまうような態度につながるとしたら、そんな誇りは捨てたほうがいいという事です。

そもそも、それは誇りとはいいません。

その証拠に「私はプライドが高い人間ですから」と自分の前に壁をつくるような人の大半は、誇りとプライドを勘違いしています。

それは弱さを隠すための防御壁でしかありません。

本当の誇りを持っている人は、例えば人の嫌がること、人は敬遠することを率先してやる強さを持っている人ではないでしょうか。

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この記事を読んで、つくづく思ったのは、人生に波があるように、仕事をしていく上でも必ず波はあり、上手くいかない事や、上手くできない事、なかなか進歩しなく歯がゆく思う事、様々あります。

特に何でも初めてやることや、最初のとっかかり等は、躊躇ったり悩んだりもあります。

そんな時、逃げたくなることもあります。
自分の不出来をいかに正当化するかを必死に考えます。

逃げても必ず同じ又は、似たような壁が必ず出てきます。

自分の不出来を正当化する事に必死になる時間や脳を、今の状況を必ず乗り越えてやる!出来るようになってやる!と必死に考える事にシフトすれば、同じ労力でも生かし方が大きく変わり、自分の人生も大きく変わります。

娘が今年、10歳になり、学校で1/2成人式というのをやってもらいました。
10歳なると悩みも出てきます。
でも、どの子も顔は輝いていました。

10年間の感謝をしっかりとした言葉で話し、自分の将来について語っていました。
素晴らしいと思いました。

今後の人生も、いろんな波があると思うけど、いつも前を向いて、どんな困難があっても、立ち向かう勇気と強さをもって欲しいと思いました。

母になり、感じたこと。きっと、私の親も同じ思いでいてくれたんだろうなと思います。

そして今、会社でたくさん学ばせて頂いています。
家庭で教えてもらったこと、社会に出たからこそ学べた事たくさんります。

そんな中で、ひとつひとつ出来る事を増やし、考え方を調整しながら毎日を一生懸命に過ごさせて頂いています。

上述にあった

『私たちが提供しているのは掃除を通した「旅の素晴らしさ」です。
お客様に旅行の満足をお持ち帰り頂く事なのです。』

今、営業という仕事をさせて頂き、本当にそう思います。
お部屋を紹介するだけでなく、エステート・リードで良かったという心の満足をお持ち帰り頂きたいと思います。

人生も同じだと思います。
ただ、食べる・寝る・・・だけの生活ではなく、仕事や毎日の出来事を通じて、『生きている素晴らしさ』や『自分の人生を素晴らしくする』といった事をしっかりと考える方が、人生が充実すると思います。

その為には、自分の生き方に誇りを持ち、後輩や、また子供たちに伝えていける、誇れる自分でありたいと思います。