有限会社 エステート・リード

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本当の本気とは

日時: 2015年04月13日

毎年の事ですが、新年度の4月に入り街中では新入社員をよく見かけるような季節になりました。
新しいリクルート・スーツに身を包み、希望や夢で一杯にキラキラ顔で歩く姿を見ると、私も新入社員当時の事を思い出し気持が引き締まる思いになりました。

会社も多くの新入社員が入社し新しい風が入り、やがて新入社員も経験を経て会社の柱になって行くことでしょう。
新しい風が入る事で、会社も進化成長する事が可能となります。
勿論、会社の経営理念があっての進化です。
新しい時代の変化を拒否することは、企業にとって大きな損失になってしまいます。

 

先日、報道でO社の経営権の対立問題で家族や社員がバラバラになってしまう姿を見ると、とても悲しい気持ちになりました。


経営者は会社や社員を守る為の行動であったと思います。
本当に大切な所は、お客様の事を本気に考えるという事だと思いました。

勿論、その会社の社員さんの大半はお客様の事を本気で考えておれれると思います。

私たちの会社も、お客様があってこその会社だと思います。
私自身はこの出来事を知って、お客様の事を本気にどこまで出来るのか考えをさせられた出来事でした。


お客様の喜びを大切にされた、ドトールコーヒーの創始者である鳥羽博道氏は、一代でコーヒーのチェーン全国展開をし、東証一部で上場までされました。


鳥羽氏は「お客様に立場にたった発想」を大切に“お客様に喜ばれてこそ”という頑固なまでのこだわりに貫かれています。

ドトールコーヒーの創始者 鳥羽博道氏の言葉より

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『よく人は「私は本気でやっている」「真剣に取り組んでいる」 という言葉を口にする。
 だが、結果の出ない本気や真剣さは、本気でやっているとは 言えない。』

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本気でやっているという人がいて、そこで結果が出ていないならばそれは嘘であろうと鳥羽氏は考えておられます。


本気である人は、結果が出ていないときは、本気であったとは言わないからだと思いました。
まだ自分に本気さが足りないから結果が出ていないと見るはずだからです。
「真剣に取り組んでいる」という時も同じです。
人間は本気であれば、やろうと考えた事は必ず出来ると信じておられる鳥羽氏は人間にはそれだけの力が備わっているという事を実践され見事に成功されました。
本気にさえなれば、できないことはありません。必ず出来ると信じる事も大切です。
この本気は、信念に似ておりますが、信念よりも、もっと強く具体的なものだと言えます。
命を賭けてやる本気、真剣さは必ず実現する事が可能になります。


これに似たような出来事を思い出しました。
元プロ野球選手の小久保選手のことです。
小久保選手は、元プロ野球選手で日本を代表選手です。次回のオリンピック全日本野球の監督になられておられます。

現役選手時代に小久保選手は大きなスランプに陥る事がありました。
結果が全然出せずに、人一倍練習をされましたが、いつまで経ってもスランプから抜け出す事が出来ませんでした。
小久保選手は当時のチーム監督の王監督に、自分は本気で練習をいくらしてもスランプから脱出できない、と相談をされました。


王監督は、本気で練習やっているのは、自分の判断で本当に本気と思っているのは自分だけ、やっているとは言えない。
必死に本気でやれば、必ず結果が出て来るので、今までの練習は本当の本気ではないと言われました。
その後の小久保選手の活躍は、すばらしいものでした。


自分に厳しく、本気度の高い小久保選手は、全日本の監督として、多くの人から認められる人材となられたのです。


私も、目標や夢を達成する為に、必死で本気で立ち向かう事を実践しなければならないと思いました。
本当の本気がなければ、人としての成長もありません。


私の周りにも、本気でやっている方は、沢山おられます。
一番身近な人は、会社の経営者である社長や役員の方です。
お客様や会社、社員の為に、社長や役員の方は個人保証をしたり、私財を投げ打ってまで命懸けで本気の実践をされておられます。

私も、それに応える為に、今私が出来ることは、お客様や会社へ貢献する為に、本気で行動をし、私たちの経営理念の一つである、「お客様第一主義」を実践する事で、お客様の役に立ち喜ばれる仕事を目指します。
また、仕事をさせて頂ける環境を与えて頂き、関係する人に対して感謝の心を忘れない様に今後も、本当の本気でどんな事にも挑戦し向き合って行きます。