有限会社 エステート・リード

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学び日々進化する

日時: 2015年06月10日

今、年金の個人情報の漏洩で大きな社会問題になっております。
個人情報の守秘義務に対する、その仕事ぶりは、他人事で仕事をしているのかと思われてもしかたありません。
そして、それだけでは済む問題では決してありません。
問題の責任と原因の追求をしなければ、再び同じ様な問題を犯しかねません。

少し前もある企業でも個人情報の漏洩で、会社のあるべき本当の姿勢はどうあるべきかが問われる問題がありました。
その企業は言うまでもなく、お客様が多く離れて行きました。

もし、私達の会社がこういった問題を犯してしまったらどうなるでしょうか。
責任を取る事は勿論ですが、それ以上に問題になるのは、社会的信用を失い会社自体の存在意味がなくなり、そして今まで応援して下さった方々を裏切る形になってしまいます。


そうならない為にも、私たちは社員一人一人が社会から与えられた責任と使命感を持って行動し、日々、人間力を磨かなければなりません。

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「人間力の磨き方」池田貴将 著より 

人間力とは、
「どれだけできない理由があったとしても、決めたことを成し遂げる能力。」

「先が見えない暗闇のなかだったとしても、周りから信頼される人格。」


この2つを持つ人が、人間力のある人。


(中略)

どんな状況にいたとしても、「このままで終わりたくない」と思っているのであれば、必要なのは、変わるために勇気を持って踏み出すことだ。


これまでの日々は、自分との真剣勝負に勝てるかどうか、それを問題にしてきた。
何を達成したかよりも、どんな生き方をしているかを大事にしてきた。
僕は昨日よりも、1つでも成長をしている自分でいたいと思って生きてきた。
その為に必要なことなら、何でも貪欲に求めていきたいと思ってきた。

壁を乗り越えること。
自問自答を繰り返すこと。
尊敬する人から学ぶこと。
教養を高めること。
レベルの高い土俵で真剣勝負をすること。

それには覚悟が必要だった。

目指していたものを成し遂げらないときは、自分の無力感を感じた。
「ダメかもしれない・・・でも、やる」と決めて成し遂げた時、わずかだか、誇りを持てるようになった。


誇りを手に入れるためには、孤独な真剣勝負を日々繰り返すしかありませんでした。

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この本を読み、つくづく思ったことは、どんな状況であっても、言い訳をせずに壁を乗り越える為の努力は続けなければならないと思いました。


もし、努力もなしに、偶然に壁を乗り越えれても、次の壁には対応できません。
いつも、つらい状況であっても、逃げずに向かい合っていかなければならないと思いました。

壁を乗り越えるためには、教養や知識が必ず必要となります。

教養や知識を得るには、書物やネットから誰でも簡単に得る事が出来ます。
そこで学んだ事はその人にとってかけがえのない財産になります。


会話をしていても、情報や教養がなければ、内容のある話の進展もなくその場で終わってしまいます。


教養を持つことで、周りにも教養のある人が集まり、更なる上を目指すことが出来ます。

また、この本のしおりに付いていた著者のメッセージに次のように書かれていました。


「自問自答が覚悟と勇気を生む」

本当に、どんな状況に於いても自問自答し己自身を振り返ることが必要だと思います。
振り返る事で今のしている事が間違っていないか、確認する事が出来ます。
また間違いに気づいても、修正することも可能です。

自分が正しいと思っていることは、本当は正しくないかもしれないと自分で認める勇気が必要です。
絶対に自分が正しいと思った瞬間に大きな落とし穴に落ちてしまいます。
自分のなかの「正しさ」を壊し、いま目の前で起きている事実に必要な思考を持つ。それが出来なければ、現実から取り残されてしまいます。
ひとつの出来事に対して、本当の真実を自問自答しなければならないと思いました。

会社のスタッフの多くの方が、真剣に仕事に取り組んでいても、たった一人の怠慢な仕事が会社全体の怠慢と思われてしまいますので、私たちは一人一人が真剣に取り組み、人間力を磨かなければならないと思いました。

私も日々の仕事が、作業にならないように、一つ一つの出来事を真剣に向き合い与えられた責任を全うする為の覚悟と間違いを認める勇気を持って厳しい事にも挑戦し、続け人間力を高めて行き、更なるレベルの高い仕事を目指して行きたいと思いました。