有限会社 エステート・リード

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感動を伝える

日時: 2015年07月11日

私は、業務に於いて受けさせて頂いた伝言を早く伝えようとして、気持ちだけが、焦ってしまい人への伝え方がうまくいかない時があります。

頭では判っていても考えと行動が一致せずにバラバラになってしまい、自分自身情けない事があり、恥ずかしい気持ちになってしまいます。

 

どんな状況にあっても、ミスや失敗には必ず原因があり、その原因が判らなければ改善することが出来ません。

また、ミスを改善する為には、自分自身を客観的に分析をし次に同じミスを犯さないようにするには、どういった対策が必要か考えなければならないと思いました。

 

先日、あるニュースで「ジャパネットたかた」の高田社長の人へ伝える力の特集がありました。

私にとって大変参考にましたので、ご紹介致します。


高田社長はテレビ通販の神様といわれた人です。

高田社長は、大学卒業後、機械メーカーの貿易部に配属されました。
ヨーロッパの共産圏の国で、ネジをつくる工作機械が1台何十億とするものを、販売をされておられました。
当時は日本はまだまだ、ヨーロッパの共産圏では、敵国扱いでした。
しかも高価な商品を売る以上、生半可の気持ちでは、売れるはずがありません。

相手に商品の内容を理解し買って頂く為に、高田社長は、くどいほど親切丁寧に商品説明をされました。

当時は説明書を見てもらって買って頂くというスタンスが通例でしたが、それとは逆行して、購入者の心を捉えた販売方法は、共産圏諸国との難しい商談の中から成功し、そこから生まれた高田社長の販売手腕だったのです。



高田社長は「長年のテレビショッピングを通じ、『心を伝えないと売れない』ということを痛感しています。」という事を言われており、いつも忘れずに心を伝える事を実践されておられます。

また、下記のようにも言われています。

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相手に心を伝えると言う事は、自分が商品に惚れ込み、惚れ込んだ商品への思いを形にして、それが「伝わった」と感じた瞬間、数字としてはっきり判ります。そして多くのお客様から注文を頂く事が出来るのです。


伝わらなかった時には、ほとんど売れない状況に陥ってしまいます。
伝え方1つで、すべてが決まってしまいます。

では、どうすれば心を伝えられか。

一番大事なのが「情熱」だと。

若い社員には、過去は勿論将来にも捉われるな。

今日やれば明日が変わる。

何か結果を出すには一日一日、積み上げるしかない。

瞬間瞬間を妥協なく生きる、それが死ぬまで続くんです。
習慣になれば苦労にはならないんですよ。

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このように考えられているのだぁと改めて、なるほど!と、思いました。

高田社長の言葉には、熱意や言霊を感じ、購買意欲がなくても、話を聞いている内に思わず購買意欲が湧いて来ます。

テレビショッピングでは、思わずなまりがでたり、テンションが異常に高くなり、つまり気持ちが高ぶってとか言われるそうですが、自分が惚れ込んだ商品をお客様に伝えようとする思いが人より強いからだそうです

また、高田社長の商品紹介は、すばらしいもので、解りやすく的確な言葉は短時間で、説明書を読まなくても伝わってきます。

人に物を紹介する時には、下準備はもちろんですが、伝えるために情熱や思いを持って、相手の心に伝えるために、真剣に取り組まなければならないと思います。

人との会話の中で私がよくやる失敗の一つは、会話が終わった時に、あの言葉を言っておけばよかったもう少しこの事について、掘り下げるべきだったなどがあります。

失敗した時は、反省すべき点を素直に受け入れ反省し、同じ失敗をしない為に振り返り原因を分析、成功する為の糧にするようにして行きたいと思います。

誤解を招く伝え方は、トラブル原因になったり、全く間違った方向に進んでしまいます。

そういうことを防ぐためには、話の内容をしっかり理解し、正しく聞き取るためにも恥ずかしがらずに、聴き直し確認する事が大切だと思います
話を聴く姿勢としては、憶測や勝手な判断や主観を入れないようにしなければいけないと思います。

満足した瞬間に、落ちて行ってしまいますので、妥協をせずに、高みを目指し更に向上する気持ちを持ち続け、足らずを知るという事を実践して習慣化するように向き合って行きたいと思います。
高田社長が言われるように、日々今出来る事を積み上げて行くようにして、明日の自分は昨日の自分より、進化して行き、プロとして一流を目指し、私も高田社長のように、伝える相手の気持ちになって、会話のプロを目指し伝える力を磨いていけるようにします。