有限会社 エステート・リード

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誠実

日時: 2015年10月19日

遠藤

~~人は楽しいとき、ハハッと笑う(8×8=64)。
人は悲しいとき、シクシクと泣く(4×9=36)。
64+36=100。すなわち、楽しいことが64%あって、 悲しいことが36%あるのが人生なんだ。

楽しいことの方が多いんですね。
ほんの少しだけある「うまくいかない」時期が、 今来ているだけのようです。~~
ネット検索していたら、上記のような記述がありました。
目からうろこでした。

良い事悪い事、いろんな事が起きる毎日ですが、楽しい時の方が多いんだなと思いました。

上手くいかない時や、悲しい時は、感情が余計に揺れるのですごく記憶に残り、自分の中で大きな石になって落ちてきま
すが、実際、人生の36%も上手くいってないかというと、振り返ってみると案外もっと少ないと思えます。

良い事の記憶は、しっかりと自分の人生の支えになってくれているからでしょうか。
64%よりもっとあるだろうと(願望も含め)思えます。

人は一人では生きていないので、楽しい・悲しいは、ほとんど人間関係から発信される感情だと思います。

特に、人と接するお仕事をさせて頂いている上で、いろんな方にお会いし、様々な経験をさせて頂いています。

いろんなタイプの方がいらっしゃるので、要は自分の感情に振り回されないことが大事なんだと思います。

振り回しているのは相手ではなく、自分の感情なんだという事に気づけば、心持一つで状況はいくらでも変動させれるので
しっかりと『自分』を持っていきたいと思いました。

上西聰氏の『9つの習慣』という本の中に下記の様な記述がありました。
~欲にかられた人は、平気で他人を傷つけます。
こうした不誠実な人に心を乱されても自分は誠実に生きていく事が肝心です。~

『名誉や利益の為だけに生きる人には(誠実さ)というものがない』
江戸時代初期の禅僧である鈴木正三の言葉です。
「名誉を得たい」という欲に心をとらわれると、人は平気で嘘をつくようになります。
「利益を得たい」という欲にかられてしまった人も同じです。
自分の名誉や利益を得る為には、他人をおとしいれたり、だましたり汚い手を使ってでも、たとえ人が傷つくことになっても平気です。

このような心の状態を、鈴木正三は『誠実さが無い』と述べているのです。
競争社会に生きていれば、名誉や利益を得ることは、ひとつの目標にはなりますが、同時に『誠実に』生きることを忘れてはいけません。

こうした欲望にとらわれた人に心が乱されることがあっても、”自分が正直に生きてさえいれば”心の平穏は取り戻せます。

『不誠実な人の言動よりも、自分の誠実さが大事』
~~~~~~~

名誉や欲だけではなく、いろんなしがらみが人間にはあります。

自分は誠実だ。と思っていても、自己満足の誠実さでは相手を無意識に傷つけていることもあります。

ただ誠実に生きるだけでなく、相手を思いやれる人でありたいし、そこに誠実であれば、無意識に人を傷つける事も無く、逆に
意識して相手方に思いやりをもった言動が出来る。
何に恥じる事もなく生きて行けるのではないかと思います。

その為にも自分の感情といつも向き合い、指針をもっていないと少しの刺激にも反応してしまうようになってしまいます。
結局は自分の感情が自分を振り回しているだけなのですが・・・

いろんな経験が自分の人生のプラスになる!と、頭の中をいつもプラス思考に保ち、起きる事全てを受け止めていける器になりたい、例え無意識でも自分の一時の感情で、自分自身も相手も振り回してはいけないと思いました。

そこには、やはり『誠実』に生きるという事が原点にあるのだと思います。

人に発信する言葉や、振る舞いは常に、誠実に思いやりのあるものでありたいと思います。

たくさんの方に出会えて、いろんな感情が生まれる事に感謝しその中で、自己満足ではない誠実さを育み、発信していきたい
と思います。