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言葉が行動変える

日時: 2015年11月17日

今岡 憲成

言葉には魂があり、発する言葉が人の行動に大きく影響する事があります。

出来ない、出来ないかもしれない と思って言葉にした瞬間に出来る事も出来なくなってしまう事があります。
そうならない為に、言葉を発する前にプラスに変換して発するようにしなければなりません。
元テニスプレーヤーの松岡修造氏は、どんな苦境な状況であっても、常に自分を発奮させるポジティブな考え、前向きな言葉を発せられておられます。
そんな姿をみると、自分の考えの甘さや逃げているこを痛感致します。
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『本気になればすべてが変わる』より   松岡修造氏

消極的な気持ちになったときは、前向きな言葉をあえて口に出す。

やる気をそぐようなマイナス言葉は、使わないにこしたことはありません。
けれど、気持ちが消極になっていると、「こんな仕事、無理だよ」「今日は何もしたくないな~」などと、つい口からでてしまうことがあります。
マイナス言葉を使った、多くの場合は「無理だ」「だめだ」「イヤだ」と思いはじめると、それが自分のなかで絶対的な事実のようになり、本当に疲れてイヤになってしまいます。
また、吐き出したマイナス気分が周囲の人に伝染すると、めぐりめぐって負の要素が自分に返ってきて悪循環に陥ってしまうことも、けっこう多いのではないでしょうか。
マイナスの言葉が出そうになったら、心の中で「できない」の代わりに「ストップ」「無理」の代わりに「言うな!」と置き換えるようにしています。
そしてマイナスの言葉を封じ込めておき、「大丈夫!」「やれるっ!」と、とにかく思っているのと逆の前向きな言葉を、心の中で大袈裟なくらい言ってみる。すると不思議と消極的な気持がなくなっていきます。

これは効きます。ぜひ試してみてください。
それでもマイナスの言葉が出てしまったら、「できないー。だけどトライしてみようか」「疲れたー。

でも、もうひとふんばりだ」と、前向きな言葉を一つ付け足してみましょう。
これだけで、気持ちの在り方が全然違ってきます。

----中略----

日本人は相手に気遣うあまり、悪いことをしていないのに「すみません」と言う癖があります。
礼儀正しいことは日本人の長所ですが、ときとして、「すみません」は自分を弱める言葉になってしまう。

だから、礼儀以外のことは「すみません」から始めないほうがいいのです。

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この文章を読んで、確かに消極的でもないのに、思わず口癖でつい口にしてしまうマイナスの言葉が、プラスの思いがあっても正反対のマイナス方向に陥ってしまう事があります。

言葉に発するだけで、脳は言葉を発したとおりに働いてしまいます。
松岡修造氏のように、自分を鼓舞し可能性を高める為に、「俺は出来る!」と言葉にして発すればやがて、行動も変わり本当にできるようになるのです。
一日をポジティブにするには、前日の寝る前から始めなければなりません。
脳は寝る前の10分前がゴールデンタイムだと言います。
寝る前にプラスの事を考えていると寝ている間中も脳はプラスのイメージを膨らます様になります。
マイナスのイメージを考えて寝てしますと、脳はストレスに感じてしまい、起きた後も一日中否定的な考えになってしまいます。
言葉一つ、思い一つによって同じ行動をしていても、結果が大きく変わってきます。
脳は入力より出力を信じ、口にしたことを実現しようとします。

例え思いと違ってもプラスの言葉を使う事は、大きな意味があるのだと思いました。

周囲にマイナスの言葉の「無理だ」「駄目だ」「出来ない」を口癖にしている人と一緒に仕事をし続けるとどうなるでしょう。
その人と一緒に仕事をするのが嫌になり、やがて周りにいた人達は離れて行ってしまいます。
逆にプラスの言葉を発しポジティブな考えを持っている人には、人が集まりお互いが共感し合い、すごく活気の溢れる集まりが出来るでしょう。

本気なら「出来ること」「出来るようにするためには」と思考が働くのだと思います。

私も「出来る、必ず出来る」という言葉を発して自分を奮い立たせ、本気のプラスの思考で実行していきます。

どんな状況にあっても、すべての出来事に感謝して、感謝する心を大切に表現をして行く様にして行きます。