有限会社 エステート・リード

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未来への投資

日時: 2015年08月17日

遠藤

最近、たくさんの方と出会い、良い刺激を頂く事が多く、出会いの大事さとご縁をつないでいく大切さを改めて感じています。

営業という立場上、たくさんのお客様に出会い、仲介という立場上、多くの家主様とお会いし、また、業者さんも年々お知あいが増えています。

どなたとお会いしてもやはり初対面は緊張しますし、もともと若干人見知りなので、正直戸惑うこともありますが、いつも思うのは、この方とどれだけ楽しい時間を一緒に過ごせるかということです。

ただ、笑い話が出来る・・・だけでは、楽しいとはいえないので、どれだけ思いを満たして、エステート・リードを選んで良かったと思って頂き、満足という喜びを味わって頂いてこそ、初めて楽しさを感じて頂けるのではないかと思います。

その為に、普段からあらゆる知識や情報、経験を積んでおき、いつでも自分を出し切れるようにしておかなくてはいけないと思いました。

なんでも下準備が整ってないと、いざ本番で出来るはずがない。

普段できない事が本番で出来るはずがない、といつも自分に言い聞かせています。

ハウステンボス再建に尽力されたHIS創業者の澤田氏も下記のように準備の大切さを語っておられます。
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ハウステンボス再建への具体的な経費削減策の指示やイベントの立案は社長就任後ですが、実はその前から結構
手は打っていました。事前にちゃんと数字は全部見せてもらっています。

そんな、やみくもに経営に乗り出すなんていうのは危険ですから。
数字を見て、どこに問題があるのか、改良すべき点はどこか、アタリをつけて、実際に事前に現場にも来てチェックしました。

そして、外部との交渉も事前にしました。一番大きいのは莫大な借金をどうするかですね。私は金融機関と交渉して、約60億円あった債務の8割を放棄してもらうことができました。
残りの債務は出資金を使って、就任までのあいだに借金をゼロにしてしまいました。

借金がゼロなら、少なくとも黒字を出していれば倒産はしませんからね。

それに、無借金経営というのはエイチ・アイ・エス・グループの方針でもありますから。

そのほか、佐世保市から固定資産税納付額に相当する再生支援交付金を10年間にわたっていただくことも事前に決めました。
九州経済界からも、資金面だけでなくさまざまな協力をしていただける体制をつくりました。

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事前にあらゆることを想定し、着実に準備をされ挑まれた結果が今にあられるのだと思いました。
一昨年の弊社の社員旅行で長崎のハウステンボスに連れていって頂きましたが、素晴らしいと思いました。
冬場だったので、イルミネーションの素晴らしさや、各イベントショップの楽しさは今でも鮮明に記憶に残っています。

以前に「夢をかなえるゾウ」という書籍やドラマがあり、そこに出てくる主人公のガネーシャが『準備=未来への投資』

と言っていたのを思い出しました。

今出来る自分の準備をしっかり行い続ければ、必ず自分に返ってきます。

何かをやれる事があるという、ありがたさを思い、まず今自分に足りないものを考え、自分を創る準備を毎日重ねていきたいと思います。

それが、今まで出会った方たち、これから出会う方やちと楽しさを共有できる、大切な縁をつないでいけるという事に
繋がるのだと思います。
出会いがあり、やるべき事がある、元気で挑戦させて頂ける、そんな環境にいさせて頂けていることに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

感謝は、心にためておかず、いろんな形で外へ放出すべきだと思っています。

ただ、何事も中途半端に行ったり、想いが足りなかったり、違う方向にベクトルが向いていたりすると、中途半端な結果しか返ってきません。

その結果を何かのせいにせず、自らに返り、自分を調整していく事の繰り返しが、心を成長させる事だと思います。
人に優しさを持てば、優しさが返ってきます。
人に憎しみをもてば、憎しみが返ってきます。

結果は全て自分が創りだしているのです。

野球のイチロー選手がこのような事を言っておられました。

『同じ練習をしていても、何を感じながらやっているかで、ぜんぜん結果は違ってくるわけです。』
どのような結果(未来)を創りたいのか自分に問いながら、日常に、出会いに、関わって下さる全ての人に、感謝の想いを
精一杯、存分にお返ししていけるよう、また、未来への投資を存分に行えるよう今後も日々準備を重ねて参ります。


現実に目を向ける

日時: 2015年08月11日

人は、何不十なく生活出来る事は、とても幸せな事です。

それを有難いと思うときは、何かあった時に初めて今まで、本当に幸せだったことをを改めて感じる事が出きると思いました。
先日、私の母が、突然、くも膜下出血で倒れ救急車で運ばれたと連絡を受け、慌てて病院へ駆けつけました。

その間、心配で心配で、どうか命だけは助かってほしい!と、願いながら車を走らせました。

病院へ着くと、緊急手術を行うとのこと…。

長時間の手術…その間に思ったことは、ただただ、助かってほしいという願いでした。

手術が無事に終了し命が無事だとわかった時に、一先ず安心しました。

でもすぐに思ったことは、後遺症が出ないように…と願いはじめている自分に気づきました。

知らず知らずに、どんどんいろんな欲が出てきてしまいました。

そんな自分を振り返った時に、本当に大切なものは何かを考えさせられました。

そこで以前読んだ本を思い返し、再び読んでみたのが乙武洋匡氏の『五体不満足の本』でした。
読み返して、感じた事は今の自分は生かされていることに、当たり前と勘違いをしている事でした。

そして、生きるための覚悟を如何に出来ていないかを改めて考えさせられました。

乙武洋匡氏の五体不満足の中で、母親が出産後乙武洋匡氏の生まれた喜びと生まれてくる子供への受け入れる姿勢は周りの人を驚かす状況だったようでした。

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乙武氏の出生

「本来ならば、出産直後に感動の母子ご対面となる。周りの配慮から1ヶ月も会えない状況にありました。

周りの人は母親の心配ばかりをしていたのですが実際に手と足がない状況に、母親の第一声は「かわいい」という言葉でした。
手足がないことへの驚きよりも、やっと我が子に会うことが出来た喜びが上回ったのだろう。」
この「母子対面」の成功は、傍から見る以上に意味のあるものだったと思う。
人と出会った時の第一印象というのは、なかなか消えないものだ。

後になってもその印象を引きずってしまうことも少なくない。
母が初めて抱いた感情は、「驚き」「悲しみ」ではなく「喜び」だった。

中略

乙武氏が成人となり人生の転機を向えてこれからの人生をどのように生きていこうか。
「どう生きていくのか」という問いは、そのまま「どのような人間になりたいのか」「何を最も大切にしていくのか」という問いにつながっていった。

それまで、最も重要視していたのは、お金や地位・名誉といったものだった。
だが、そのような自分の価値観に気づかされた時、「そんな人生はイヤだ」と思えた。
どんなに大金を持っていたって死んでしまったら意味がない。

いくら地位や名誉があったても、まわりから嫌われたら、そんなつまらないことはない。

そられらが、いい人生とは限らない。(むろん、人にはそれぞれの価値観がありますが)
その答えは、他人や社会の為どれだけの事が出来るのか。
周りの人にとれだけ優しく生きられるのか。

どれだけ多くの人と分かり合えるのか。
どれも難しいことではあるけれど、これが実践できれば、僕の人生は幸せだったと胸が張れる気がする。

乙武洋匡ができることはなんだろうか。

乙武洋匡にしか出来ない事はなんだろうか。

この問いに対する答えを見つけ出し、実践していくことが、「どう生きていくか」という問いに対しての答えになるはずだ。

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乙武氏のお母さんは、もっとも大切なかけがえのない我子を尊重し愛おしい本当の気持ちから、素直に出た言葉だったと思えました。

周りの方は、母親の思いを憶測で想像してしまい、この現実から逃避していたのかもしれません。

私もいつも、都合よく考えて自己防衛してしまう所があります。
しかし、ポジティブに考えることは、大切な考え方の一つなのですが、現実を避けてしまってはなんの意味もありません。
今起こっている現実を直視する事で、問題点や気づかなかった事が見えてきます。
その部分が見えれば、解決する為に、その壁を乗り越える為のまず一歩を踏み出す事をしなければなりません。
そして、一歩踏み出す事で、私自身の見えていなかったもの、不足していた事が徐々に霧が晴れるように気づきわかるようになります。
母の事も、元気で当たり前と、どこかで思っていたのかもしれません。

手術が無事に成功して本当は、とても、とても有り難いことなのに、後遺症が残ったら…とか、いろんな不安を自分で作ってしまい、解決策ではないことを考えていたかもしれません。

現実を受け入れ、そこに対して、自分が出来る精一杯をすることなのかなと思いこれは、私自身に対して神様から頂いたメッセージだと思いますので、逃げずに正面から向き合い実践して行きたいと思います。
社会で生かさせて頂いている中で、私の生きていく目的や使命であったり、私にしか出来ない事が必ずあります。
そして、今まで生きて来た中で、経験した事をこれからの世代の方たちに伝えなければならないものもあります。
これから、起きる現実にも真摯に受け止めて、前を向いて生きていかなけらばなりません。
逃げていても、何の解決にはなりません。

会社の中では、支援してくだっさている、お客様やスタッフの方々に感謝し、また、その気持ちに応えるには、誰もが喜んで頂ける仕事をしなければならないと思いました。

年齢に関係なく学ぶ事はまだまだたくさんあります。
起きた出来事に謙虚に受け止めることで、見えなかったものが見えたり、自分自身を成長する事も可能となります。

出来たことに満足せずに、更に自分を律し挑戦する気持ちを持ち続け、どんな出来事も喜んで受け入れて感謝する心を持ち続けていきます。

今岡


自分を正す

日時: 2015年07月28日

日々、何事においても、やりがいをもって充実した時間を過ごしたいと思っているのに、職場や家庭で、様々な出来事があり、喜んだり幸せだなあと感じる事もあれば、どうしてこうなってしまうのだろう?と頭を抱えることもあります。

自分で上手くいかないな、と思う時は、つい相手や周りのせいにしてしまい、その自覚がないまま自己防衛をしてしまい、結局自分を追いつめてしまう結果になってしまっています。
それを感じる度に「日々、試練だなあ」と自分を奮い立たせるようにしてきました。

そんなことを考えている時、ある月刊誌の記事に目がとまりました。

タイトルは「まず自分を正すことを先にする」というものでした。

その内容は『中庸』という古典からいくつかの言葉を抜粋し解釈がしてありその中の一つに「己を正しくして人に求めざれば、則ち怨み無し。上天(かみてん)を怨みず、下人(しもひと)をとがめず」とありました。

その意味は

自分自身を正して人に求めなければ、怨みに思うこともない。
認められないということは、相手が悪いからではなく、自分自身が十分ではないからと考える。
天を怨んだり人を咎めたりせず、まず自分を正すことが先であるという事とありました。
今まで生きてきた中でどれだけ沢山の方々に見守られ、支えられてきたことか。

自分の人生を振り返ってみると、どの年代でも一生懸命生きてきましたが、未熟な故に素直に自分の不足を認め、周りの方の厳しい言葉に隠された愛情に気づけないことも多々ありました。

失敗も沢山経験し痛い思いをしたからこそ、忘れられない教訓として残り、今、平穏な暮らしをさせていただいているのだとつくづく実感しています。

今までの経験や教えて頂いた事を活かして、さらに今後もっと向上し人間力を上げていくために、全ては自分が十分でないからということを素直に受け入れて、まず、自分から変わろうと思いました。
『中庸』には他にも

「君子は易きに居(お)りて以て命(めい)を俟(ま)ち」と説かれています。

「易きに居り」というのは人間にはちゃんと踏み行うべきルールがあるということ。

「命を俟ち」とは天命を待つ、天に任せるという意味です。
以下、解釈について、記事を抜粋させていただくと

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君子、即ち立派な人間は、いかなる場合でも自分のやるべきことを道に適うようにまっしぐらにやっていく。
そうすれば天命が下ってくるということです。

「小人(しょうじん)は険(けん)を行いて幸いを徼(もと)む」

ところが小人、つまり普通の人、あるいはつまらない人物はそのルールを踏み外し、わざわざ危険な道を通ってそこから幸を求める。

それによって一時は上手くいっても思いがけない落とし穴に落ちてしまいます。

世間でもてはやされていた人が、一瞬にしてその地位や富を失ってしまうことがよくあります。
これぐらいはと軽く考えて険を行い、たまたま上手くいっても、それが度重なればいずれ露見してしまいます。

易きに居りて進むことは遅いようであっても最終的には安全にして天を楽しむ安楽な生活に連なっているのです。

中略

不都合なことに見舞われても、その原因を外に求めたり、他者を咎めたりすることなく、まず自分の至らなさを反省し一層精進を重ねていく。そういう立派な人物を目指してゆきたいものです。

~~論語普及会 伊與田覺 解釈~~

これを読んで、私は小さい頃、よく「お天道さんが見ているよ。神様が見ているよ」と祖父母や両親、周りの大人から、してはいけないことを教えてもらったことを思い出しました。

いつも自分の心を知っているのは自分だけなので、自分に嘘をつかず恥ずかしくないような生き方をしていかないとそれこそ罰が当たると思いました。

自分自身を振り返ってみて、自分の至らなさに対して、謙虚でなかったり、反省が足りず努力していない自覚があると心が貧しくなり、自分にとって不都合なことを周りのせいにしてしまうのだと思いました。

常に職場において、朝礼や勉強会を通して「いつからでも遅くない。今からでも心を清らかにしていけば生き方は変えられる」と教えて頂いているように、気付かせて頂いたその時から心を切り替えて清らかな生き方をしていき、どんな事に出会ってもまず自分の不足、至らなさを反省、改善して、自分から正していきたいと思います。


感動を伝える

日時: 2015年07月11日

私は、業務に於いて受けさせて頂いた伝言を早く伝えようとして、気持ちだけが、焦ってしまい人への伝え方がうまくいかない時があります。

頭では判っていても考えと行動が一致せずにバラバラになってしまい、自分自身情けない事があり、恥ずかしい気持ちになってしまいます。

 

どんな状況にあっても、ミスや失敗には必ず原因があり、その原因が判らなければ改善することが出来ません。

また、ミスを改善する為には、自分自身を客観的に分析をし次に同じミスを犯さないようにするには、どういった対策が必要か考えなければならないと思いました。

 

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自ら

日時: 2015年07月10日

7月度の社内勉強会で頂いている課題が、自分の生い立ちや今の自分があるのはなぜか?今ここにいさせて頂いていて感じることなどを発表するというテーマです。


社内勉強会に向けて、いろいろ振り返りをしていると、もっと自分を知って、改革・進化していきたいし、していかなければいけないなと思いました。

毎朝の朝礼で使用している日めくりカレンダーに『自らに反えらな
ければならない』という言葉があります。

常に自分を見つめ返していく事の重要さを改めて感じました。

 

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